虎ノ門市場は後世に伝えたい味を紹介する番組
虎ノ門市場はテレビ東京で放送している番組で、お取り寄せのグルメを特集しています。
テレビ東京の本社が、東京都港区虎ノ門にあることから、この名前が付きました。
後世に伝えたい味を紹介することで、日本の家庭の食卓を明るく楽しいものにしたいという思いから生まれました。
紹介されたものは、インターネットで取り寄せができます。
本当においしいと思えるものを紹介している
この企画は、スタッフが日本全国の生産者を直接訪ねて、その味をきちんと確認しているので、真実味があります。
心掛けているのはまず、安心や安全です。
そして、本当に心から美味しいと思えるかということでしょう。
スタッフ自らが体験しているので、このあたりは自信をもって、おすすめできるということです。
密着取材を通じて食へのこだわりを表現
一人の人を密着取材しているので、そのこだわりがよくわかるのではないでしょうか。
取材先は、農産物の生産者だったり、料理人だったりします。
その人が考えていること、こだわりや熱い思いなどが伝わるでしょう。
そして、人柄も伝わるので、親しみも持てます。
日本の食文化がいかに素晴らしいかが良くわかる
旬の物や地域の特産物はもちろん、漁師さんが作る料理や有名シェフが手掛ける料理などの食文化の多様性、すばらしさを伝えています。
こうしたことは、伝えていかないと、そのまま忘れられてしまうこともあるでしょう。
特に、地方の郷土料理などは、そこの地方でないとわからないものです。
伝えることで、後世にも残していくことができます。
冬のみかんを夏に売る
では、事例紹介です。
みかん農家の「紀州はら農園」原和男さんの事例をご紹介します。
和歌山県上秋津市の農家グループの発案で、冬のみかんを夏に売るというプロジェクトがありました。
その中心人物が原さんです。
虎ノ門市場の番組で取り上げたところ、多くの反響があり、売り上げアップにつながったのです。
その影響は、従来の2倍以上の受注単価とリピーター率40%という高さの人気ぶりでした。
この商品は今までにないやり方だったので、これだけの反響があったと考えられます。
それは、農家の喜びを消費者が感じるということです。
どのようなことかというと、みかんの樹に購入した人の名前を書いたネームプレートがかけられました。
たとえば、「A家」というネームプレートです。
こうすると、樹を購入した人は、樹の育っていく過程を楽しめるので、生産者の気持ちがわかります。
A家のみかんとして、知り合いにプレゼントすることもできるでしょう。
和歌山県上秋津産のみかんは、知名度不足で供給先が少なかったのですが、このプロジェクトによって、知名度が高まったのです。
生産者も増え、出荷額も大幅に増えました。